1950年から1970年代。
高度経済成長期ともいわれ、大阪万博の開催、マクドナルド日本第1号銀座店のオープンなど、エネルギーに溢れる時代だったそうです。
そんな時代に人々の憧れの的となったのが「団地」。
木造の戸建に和風の内装が一般的、というよりも、ほとんどそれ以外考えれらなかった時代に、突如として現れたこの鉄筋コンクリート造の集合住宅は、衝撃的なものだったといいます。
さらに、ご飯の時はちゃぶ台を出して食べ、終わったらちゃぶ台を片付けて布団を敷いて眠るという「寝食同室」が当たり前だった時代ですが
今となってはすっかりお馴染みのダイニングキッチンにより、寝食分離というライフスタイルが生まれたそうです。
団地でよく見かけるこのスッキリ四角い2DKスタイルが、当時の人々の暮らしぶりまで変えたのだと思うと、なにか感慨深いものです。
さて、今回はそんな団地の最盛期を彷彿とさせるような、真っ白ピカピカで綺麗な四角形の分譲マンションをご紹介いたします。
常磐線・東武アーバンパークラインの柏駅からてくてく歩いて20分ほど、自転車なら10分ほどの場所にあるこちら「八幡ハイツ」が本日の物件です。
柏駅から10分間隔でバスも出ています(「弥生町」「刈込」バス停)
1972年築の、まさに団地最盛期に作られたこちらの物件ですが、こまめに大規模修繕を行なっており(直近は2022年)美しい外壁を保っています。
外壁以外にも、お庭、駐車場、駐輪スペース、ゴミ出し場がこの整頓ぶり。
管理組合がしっかり活動してくれているのと、住民の皆様の「綺麗に使おう」という意識が見えます。
お部屋は3階。間取りはシンプルな2LDKです。
玄関の中はこんな感じ。
写真向かって左側に大きい開放のシューズボックスがあり、靴の他にもお出かけ前にさっと取り出したい折り畳み傘やら、エコバッグやら、色々置けて、かつ玄関に出しっぱなしにならないのが個人的な推しポイントです。
掲示板のような型枠にも、ディスプレイ欲が掻き立てられます。
玄関のすぐ脇には和室があります。正直和室って好みが分かれると思いますが、今の居住者さんのように、和モダンな空間にしてみるのも良いのでは?
畳も綺麗で、大の字になって寝転びたくなります
奥に進むとLDKがあります。
特にDIYやリノベーションは実施していないとのことですが、日当たりもよく、内装状態も綺麗なので、十分快適に生活できそうですよね。
キッチンのファミコンカラーにもキュンとします。
南向きで日当たりも◎
LDKのお隣にも洋間があります。
昔押し入れだったと思われるこちらの空間、作業スペース等にしたら集中できそうだなと思います
水回りもシンプルで清潔です。お風呂はややコンパクトですが、その分お掃除は楽ちんです
現状のままでも、お好きなDIYで作り替えても、どちらにもハマりそうなこのお部屋。
ちなみにリノベーションをご所望の場合、omusubi不動産のリノベーションチームがご相談に乗れます◎
一緒にプランを考えたり、施工業者さんをご紹介したり、理想のお部屋づくりをセットでご案内いたします。
今も昔もカッコいい団地ライクな住み心地。初めてのマイホームに、はたまた自由に使える秘密基地にいかがでしょうか?
お問い合わせお待ちしております。