渋谷駅から程近く、MIYASHITA PARKにも徒歩3分という一等地。
日々目まぐるしく新しいカルチャーが生まれ続ける場所、にも関わらず、ここに一歩足を踏み入れると、非常に閑静で安らぎすら覚える。

そんな1980年築のレトロなマンションの1室をご紹介いたします。

赤煉瓦の外観が目印、整えられた植栽ときれいな水を讃える池を横目に進み、管理人さんのいるオートロックを抜けると、なんだか懐かしさを感じるエントランスが待ち構えています。

エントランスを抜け、赤絨毯の敷かれたエレベーターを昇ったのちお部屋は5階の1LDK。
2021年にリノベーションされており、オーナー様がこだわり抜き、辿り着いた本当に素敵な仕上がりのお部屋です。

玄関ドアを開けると、上がり框が無く、すぐにヘリンボーンの床。
巾木もラワンで造作されており、壁紙はモスグリーンという上質かつ統一感のあるクラシックな仕上がりに。
海外の住宅やホテルのような印象でとっても素敵…。
（※入居後はもちろん玄関部分は土足で上がっていただいてOKです◎
原状回復についてなどは少しご相談の必要がありますので、ご案内時に説明させてくださいませ。）

廊下突き当たり、木枠の扉を抜けた先には開放感のある広いリビングダイニングが待ち構えています。

ひと目見て、この空間には間に合わせや持ち合わせではなく、調和する家具をじっくりと時間をかけ選びたくなる、そんな気持ちになりました。
もし私が住むならば、大きなダイニングテーブルやソファを置きたい反面、人をたくさん招けるように最低限の家具だけ選び抜きたい、そんな気持ちのせめぎ合いが生まれそう…なんて妄想も。

照明はダウンライトになっており、壁紙や床の落ち着きを損ねません。
大きな窓が面する広々としたバルコニーもリビングダイニングの開放感を損ねず、むしろ外観の赤煉瓦がクラシックさを助長しているように感じます。

ちなみにキッチンは室内ではなく、廊下を経由し独立しています。
水栓やタイル、建具などもこだわり抜き、唯一無二のもの。
例えば食洗機はドイツの総合家電メーカーBOSCH社のもの、シンク背面の造作の棚も見た目だけでない機能性と収納力を兼ね備えています。

そして唯一のお部屋はキッチンとリビングダイニングの間に。

こちらの寝室は、区切り方次第でお仕事スペースや子供部屋を設けることも可能です。
ライフスタイルに合わせて、丁度良い使い方を模索して下さいね。
ちなみに室内の大きなクローゼットはもちろん、廊下にも棚やクローゼットが十二分にあるため、収納の心配は無用かと思います。
設備としてあるエアコン2台はリビングダイニングとこのお部屋に。
壁に埋め込み吹き出し口部分を壁紙と同色にしているため、言われなければそこにあることに気がつかないかもしれませんね。

トイレとお風呂は玄関近くに設けられており、他のお部屋や廊下と同様の床材や壁のため、統一感があり、続き間かのようにフラットな印象を受けます。

洗面室の大きな鏡やタイル、水栓、一つ一つがずっと眺めていたいくらいに素敵で、これも唯一無二の調和した仕上がりになっています。
なお、洗濯機は洗濯室ではなく、寝室入り口脇に。ルーバルの建具で隠されているため、使用時以外生活感は皆無です。
このルーバルもとても素敵。

マンションに足を踏み入れてから、騒がしい渋谷の街にいるはずなのに異なる世界に来たかのような不思議な気持ちになりました。
外観と共用部に対し、リノベーションした室内はギャップがつきものですが、このマンションはそのギャップなく、フラットな世界観なようにも感じます。
共用部が古くとも手入れが行き届いているから、そしてオーナー様のこだわり抜いた室内の調和、相乗効果でこの世界観が生まれているかのようにも思いました。

この世界観に浸りたい方、どうぞお問合せお待ちしております。

<備考>
・建物目の前の広大な土地は、14階建ての複合施設が建設予定です。令和5年度中に着工、令和8年に工事完了とのこと。（渋谷区HPより）バルコニーからの眺めは変わりますのでご了承ください。
・定期借家契約ですが、オーナーの移住による入居者募集につき、基本的に再契約は相談可能です。
・浴室について、浴室乾燥は付いていますが、仕様上追加ができなかったため、追い焚きはありません。ご承知おき下さいませ。