千葉県松戸市の稔台あたりはゆったりしたエリアです。
ラーメン街道と呼ばれる県道281号線を中心にお店が並ぶ地域で、通り沿いには著名なラーメン屋が数多くあるほか、焼肉店や酒屋さんなど個人商店が多くあり、裏道りには未だに道路までせり出して商品を陳列している八百屋さんや駄菓子屋さんなどがひしめき合っています。
老舗の商店だけでなく、10分位てくてくと歩いて、八柱まで足を伸ばせばナチュラル志向の方にオススメのお店もたくさんあります。
松戸が誇る有機無農薬のフェアトレードコーヒー屋のスローコーヒーさんや、オーガニックレストランのCAMOOさん、また無農薬の野菜をたくさん販売しているなごみやさんに、自家培養酵母パン屋さんグランクールさんなど、自然に寄り添ったお店がいくつもあります。
新旧様々なお店があるので、稔台のまわりを歩いている人はゆっくりとお店を見ている方が多く、歩みの穏やかさがそのまま、稔台ののんびりとした時間の流れを創りだしています。
そんな稔台地域に昔から愛されているあかぎハイツというレトロな賃貸マンションを運営しているオーナーの赤城さん。
ご家族でマンションに住みながら、日々の清掃からお部屋のちょっとした改装までご自分たちで手がけています。社長さんもお客様想いでとても良い方です。そしてあかぎハイツから5分ほど歩いたところに、これまたレトロなあかぎ荘という木造アパートがあります。
今回はそんなほのぼのとしたあかぎハイツから歩いて数分のところに構えるあかぎ荘をご紹介いたします。
新京成線みのり台駅徒歩10分。オレンジの外観にブラウンのタイルがかわいいアパートで、1階がテナント2階が住居になっています。
今回募集するのはあかぎ荘の205号室です。お部屋は1DKの間取りで、随所に見られる建具や天板が古民家風のレトロなアパート。
室内の引き戸や窓に施された模様磨りガラスがどこか懐かしい田舎のおばあちゃん家を連想させます。ほのかにお線香の香りがしてきそう。
またキッチンも新設されていてキレイです。
お手洗いも内装済ですし、浴室もグレーに統一されていて落ち着いた空間。
目の前には小学校があり、元気な子ども達の声とともに1日の始まりが感じられそうです。
お部屋も素敵ですが、なによりの魅力はあかぎ荘を管理するよっちゃんこと、赤城芳博くんです。
ご本人もほのぼのとしていて優しい雰囲気ですが、実は凄腕のDIY職人さんなんです。
ご自分が住んでいるお部屋をスケルトンからDIYで改装してしまったよっちゃんが、お部屋のDIYのご相談に載ってくれたり、お手伝いもしてくれます。(改装の様子は連載月刊あかぎハイツをご覧ください。)
実は赤城さんはあかぎハイツの1階で、もともとあかぎマートというスーパーを営まれていました。別の入居者さんいわく「この辺に住んでいる人のはじめてのおつかいはあかぎマート」と言われるほど、地域から愛されていたスーパーだったそうです。
あかぎマート時代から受け継がれている、目の前のお客様への愛情。レトロで古民家風アパート。そしてなによりほのぼのとしたよっちゃんがDIYをお手伝いしてくれるあかぎ荘で、田舎の懐かしさを感じながらのんびり暮らしてみませんか?