これまでomusubi不動産は、松戸市を中心に個性豊かな物件を発掘・活用してきました。
例えば、使用されていなかった社宅はクリエイターが活躍できる場に。塩漬けとなっていた元風俗ビルは地域の人に喜ばれる商業拠点へ。そのほか、さまざまな物件をオーナーさんと企画し、活用方法を模索しながら、新たな街の拠点づくりのお手伝いしてきました。
そして今、その種が各所で芽を出し、少しずつ開花してきたように思います。今回もまた、そんな可能性を秘めた物件をご紹介します。
こちらが新たな種となる物件「RIM(リム)」です。位置するのは松戸市内でも落ち着いた雰囲気が漂う、常盤平地区。一帯は緑に恵まれ、常盤平団地を南北に抜ける常盤平けやき通りは「新・日本街路樹百景」に、東西に抜ける常盤平さくら通りは「日本の道100選」に選出されています。そんな風格ある街並みで、なぜRIMが誕生したのか、どんな場所なのか。少しずつ紐解いていきましょう。
▲現在(外装工事前)のRIM
1965年に建てられたRIMは、もともと「寿々喜荘」という名で地域に親しまれていました。現在もテナントは1階のみ入っていますが、2階・3階は空室という状況です。
“生まれ育った松戸に恩返しをしたいんです”
そう語るのは、RIMのオーナーであり、現役の競輪選手である山中秀將さんです。
▲山中秀將(ヤマナカ ヒデタケ)さん
山中さんは2022年に「寿々喜荘」を購入後、街に新たな賑わいを生む、コミュニティ施設をつくろうと考えました。もし、山中さんの想いや購入の背景がもっと気になる!という方は下記の記事をご覧ください。
■コミュニティの“支え”になる拠点を地元に RIM | 千葉・松戸市
ちなみに、RIMは自転車の部品名になります。大きく分けてタイヤを貼り付ける外側を「リム」、車輪の回転部分を「ハブ」、リムとハブをつなぐ細長い棒が「スポーク」と呼びます。
そこで、山中さんは「ハブというのは入居者さんや地域の方々の気持ちとするならば、この建物はリムのように外から支えるような場所にしたい」という想いから名付けられました。
▲2階、3階ともに同じ間取り
それでは、お部屋をご案内します。今回、募集されるお部屋は全部で8部屋(それぞれのお部屋の詳細は下記にリンクを貼ってあります)。
2階は飲食店、物販などの店舗としてご相談が可能で、3階はオフィス、アトリエの相談が可能です。くわえて、全てのお部屋でDIYできます。
例えば……
「自分で選書したブックストアを開業し、本好きとつながりたい」
「洋服やアクセサリーづくりに没頭できる趣味部屋をつくりたい」
「実家のりんごを活かしたアップルパイをつくる製造拠点にしたい」
などなど、RIMの使い方は幅広く、大きな可能性を秘めていると思います。
▲RIM完成予想図
6月から外装工事に入り、見た目もアップデートされるRIM。地域に根ざした交流拠点を目指し、山中さんをはじめ、我々と一緒に発走してみませんか?
※ご入居される際は企画審査+山中さんの面談があります
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▼2023年6月10日(土) 内覧ツアーを実施▼
まずはRIMを実際にご覧ください。下記、スケジュールになります。
10:10 常盤平駅集合
10:30〜11:00 カドチ見学(テナント、シェアアトリエが入居するomusubi物件)
11:00〜11:30 ガイダンス
11:30〜12:30 内覧会
12:30〜13:00 質疑応答・申込のご案内
13:00 現地解散
▼お部屋情報▼