武蔵小山に住みついた私の友人は、どうもこの街の魅力に取り憑かれてしまったようで、住まいは変えたとしても、街を移るつもりはさらさらない様子。
友人曰く「この街は懐が深い」のだそう。
その懐の深さは、どこか懐かしい下町感と、見上げるほどに天高くそびえ立つ高層マンションとが、街中に違和感なく同居しているという点にも、自然と作用しているように思えます。
そんな武蔵小山の駅徒歩5分の位置にある、店舗2区画に空きが出ました。
物件は昔ながらの商店街の並びにあって、実は味わい深い個人店が通りに幾つも看板を掲げています。
店舗2区画の広さはそれぞれ、狹い方(店舗A)が24.13㎡、広い方(店舗B)が33.40㎡の面積。
このくらいの広さが、個人でお店をされる方にはとてもちょうどいいのではないでしょうか。
こちらの店舗Bでは、地域の方に長年愛された老舗のお寿司屋さんがこれまで営業を続けてこられたのですが、2月中旬で退去をされてしまうそうで、こちらも同時の募集となります。
店舗Bの方は33.40㎡と、約10坪ほどの広さ。
お寿司屋さんは内装をそのまま残して出られるそうで、もし次にご契約される方がお寿司屋さんの内装部分で使いたいものがあれば、使用しても構わないとのこと。
また不要な造作の撤去のご相談にも応じてくださるそうですから、非常にありがたいお話ですよね。
(現在はお寿司屋さんがまだ営業をされているため、2月中旬には店舗B内部のお写真も皆さまにお披露目できそうです)
物件には、2月中旬から3月末にかけて、外壁工事も入るとのこと。
外壁の色も変える予定とのことで、現在よりもう少し目を引く外観になりそうです。
物件取材時には、オーナー様にも色々とお話をお伺いすることができました。
オーナー様のご希望としては、この地域に根ざしながら、丁寧に商いをしてくださる個人の方に借りていただきたいという思いがあるとのこと。
また、お話をお伺いするなかでは、このコロナ禍にあっても「これからお店を始めたい」と一歩を踏み出される方のお背中を、優しく後押しされたいと考えられているような、そんな印象も受けました。
そんなところもやっぱり、懐が深いなぁ、なんて。
ただ一つ、条件として気を付けていただきたいことは、物件の近くには住宅街もあるため、強い匂いがしてしまうお店などはご相談が難しそうです。
たとえばパン屋さんや自然食品店、カフェや、植物を取り扱う観葉植物屋さんなんかがあったら素敵だなーと妄想が広がります。
この街のこの場所でどんなお店をされたいか、ぜひ思いの丈をお聞かせいただけたら嬉しいです。
【賃貸条件】
◎店舗B:賃料180,000円(税込)/保証金3ヶ月(内償却1ヶ月)/礼金ナシ
・定期借家契約3年(再契約可能)
・DIY可/重飲食不可
※業種につきましては、オーナー審査があります。内容など、お気軽にご相談ください。