千葉県松戸市の稔台あたりはゆったりしたエリアです。
ラーメン街道と呼ばれる県道281号線を中心にお店が並ぶ地域で、通り沿いには著名なラーメン屋が数多くあるほか、焼肉店や酒屋さんなど個人商店が多くあり、裏道りには未だに道路までせり出して商品を陳列している八百屋さんや駄菓子屋さんなどがひしめき合っています。
老舗の商店だけでなく、10分位てくてくと歩いて、八柱まで足を伸ばせばナチュラル志向の方にオススメのお店もたくさんあります。
松戸が誇る有機無農薬のフェアトレードコーヒー屋のスローコーヒーさんや、オーガニックレストランのCAMOOさん、自家培養酵母パン屋さんグランクールさんなど、自然に寄り添ったお店がいくつもあります。
また、最近では2018年6月にグランドオープンを迎えたせんぱく工舎が徒歩圏内にあり、休日のカフェ巡りなども楽しそう。
新旧様々なお店があるので、この辺りを歩いている人はゆっくりとお店を見ている方が多く、歩みの穏やかさがそのまま、のんびりとした時間の流れを創りだしています。
そんな稔台地域に昔から愛されているあかぎハイツというレトロな賃貸マンションを運営しているオーナーの赤城さん。
ご家族でマンションに住みながら、日々の清掃からお部屋のちょっとした改装までご自分たちで手がけています。社長さんもお客様想いでとても良い方です。
今回はそんなほのぼのとしたあかぎハイツから歩いて10分のところにある「おもちハウス」をご紹介いたします。
JR武蔵野線「新八柱駅」新京成電鉄「八柱駅」から徒歩12分。
2017年3月に白色に外壁塗装された2階建のワンルームアパートです。
今回募集するのはおもちハウスの204号室。
ロフト付きワンルームで、かつDIY可能なレア物件。中は手を加えなくても十分綺麗です。天井が高いので、図面で見るよりも広く感じられ、開放感があります。
丸みを帯びたカウンターがキッチンに併設されているので、料理は好きだけど、廊下に置かれたワンルームサイズくらいじゃちょっと物足りない・・・という人にもお勧めできるお部屋です。収納スペースもしっかり確保されたカウンターは作業台にもダイニングテーブルにも使えるので非常に便利です。
お部屋にはベランダやバルコニーはありませんが、出窓に洗濯物を干せるようにポールが設置されていたり、窓の一部を開けて風を入れることはできます。窓としてだけでなく、日当たりがいいので植物を育てたり、なんてどうでしょう。
室内にも洗濯機置き場はありますが、廊下にある共用の洗濯機もご利用になれます。
共用のゴミ置場や掲示板にほのぼのとした雰囲気の使用のルールの張り紙が貼ってあり、オーナーさんの気配りが感じられます。新しくなった「omochi house」のサインもいい味出てます。
お部屋も素敵ですが、なによりの魅力はあかぎハイツを管理するよっちゃんこと、赤城芳博くんです。ご本人もほのぼのとしていて優しい雰囲気ですが、実は凄腕のDIY職人さんなんです。
ご自分が住んでいるお部屋をスケルトンからDIYで改装してしまったよっちゃんが、お部屋のDIYのご相談に載ってくれたり、お手伝いもしてくれます。(改装の様子は連載月刊あかぎハイツをご覧ください。)
このアパートはおじいさんから受け継いだ物件だそうで、それを手直したり新しくして、今に至ります。最近では、アパート入り口の看板が新しくなったり、植栽がすてきに植え替えられたり。ちょっとずつ改装されていくおもちハウス。新たな住民を大募集中です。