イベントレポート 第258号
2014.5.2発行

green drinks 松戸 Vol.0 レポート「僕らが考える自給的なMADCity」

2011/5/29(日)、MAD City Galleryにて「自給自足の街」について語りあう飲み会、
green drinks 松戸を開催いたしました。1回目の今回は、(株)まちづクリエイティブの寺井元一をはじめ、organicレストランCAMOOの伊藤淳さん、SlowCoffeeの小澤陽祐さんにご登場 頂き、「僕らが考える自給的なMADCity」をテーマに『それぞれが自給自足できていること』について語って頂きました。


トップバッターの伊藤さんはお店で提供する食材を無農薬で栽培しているという   「食の自給」のお話。
出産したばかりの女性がCAMOOさんの田植えに参加された際に、涙を流していたという エピソードや伊藤さん自身の「田植えをすると日本人のDNAがよみがえる」という   経験談は大地と命の関係について考えさせられる内容でした。


小澤さんには有機栽培、フェアトレードのコーヒーを「おいしいコーヒーを提供することで広めていきたい」という志のもと地元松戸でSlowcoffeeを創り上げたことや、

その志に同調し、一緒に仕事を始めてくれた“仲間”についてお話し頂きました。
言い換えれば「仕事と自分のコミュニティの自給」。小澤さんの熱い想いが伝わり、
これから何かを始めたい方々には、特にしびれる内容だったのではないでしょうか。


寺井さんには「MAD City Galleryという場所や、そこから生み出されている出来事」
についてお話し頂きました。

ご近所の方々や仲間から譲り受けた物を置き、自分達でペンキを塗るなど
DIYで改築しているというMAD City Gallery。ここでコンサートなどのイベントを開催し、
さらにこの場所時代がコミュニティスペースとなり、新たなアクションが松戸で起きて いる、というお話でした。
エコや環境とは全く異なる切り口の「自給自足」を提示してくれたように思います。


後半は伊藤さんによるDJミュージックのもと、全員で交流会。
待ちに待った宴の時間に会場は一気にヒートアップ!


最後はミラーボールがまわる中、河原塚本勝寺の川村副住職による法話。
まさかのコラボレーションによる笑いあり、人生について考えさせられる深い話しありと、最高の盛り上がりで幕を閉じました。


当日は台風接近による悪天候にも関わらず、30名以上の方々にご参加頂きました。
ご参加いただいた皆様本当にありがとうございました。

※こちらのレポートは greenz.jp及びgreen drinks 松戸のHPにも掲載されています。