おむすびマガジン 第21731号
2019.7.8発行

ほどよくリノベーションされた中古マンションが、DIYに挑戦するきっかけを与えてくれた——相原さんご夫妻インタビュー

「長いこと家を探しているけれど、理想の物件に巡り会えない…。」
「綺麗に改装されたお部屋もいいけれど、せっかく買うなら自分の好みにリノベーションがしたい。」
「自分で部屋の内装を作ってみたいけど、0からDIYに挑戦するのは勇気がいる…。」

そんな悩みを抱えている方、多いのではないでしょうか?

千葉県松戸市に、とあるリノベーション物件と出会い、この悩みを解決したご夫婦がいました。
スポーツ関係のお仕事をされている相原勝幸(あいはら・かつゆき)さんと、奥様のまゆみさんです。


 

3人のお子さんを持つ相原さんご夫妻は、2018年6月、omusubi不動産がリノベーションを手がけた中古マンションを購入されました。

入居後はじめてのDIYに挑戦し、リビングの棚などを作られたそう。相原さんのご自宅を訪ねると、おしゃれで温かみのある空間が広がっていました。


 

リノベーション済みの物件を購入した背景や、中古マンションならではのチェックポイント、はじめてのDIYに挑戦した経緯などについて、普段、会社員として働きながらマイホームのDIYに興味を持っている澤木がお話を伺いました。

 

半ば諦めかけていた理想の家探し。偶然参加したイベントが、思いがけない出会いを呼ぶ

ーーまずは、相原さんご夫妻が家探しをはじめた経緯と、omusubi不動産との出会いについてお伺いしたいなと。

勝幸さん:実は、7~8年くらい前からずっと家を探していたんです。以前は賃貸だったので、更新料を払う度に妻と「家買いたいね」って話をしていて。一軒家から注文住宅、新築マンションまで、いろいろな物件を見たんですが、どれも最終決定には至らずで。

まゆみさん:もっといい物件が見つかればいいのに…と思いながら長年経ってしまって、半ば諦めかけていました(笑)。 そんな頃、偶然あかぎハイツでやってたイベントに遊びに行く機会があって。すごく素敵なマンションだなぁと思っていたところ、omusubi(不動産、以下略)さんが関わっている物件だと知ったんです。他にも物件あるか聞きに行こう!ということで、主人と一緒にお店にお邪魔したのがはじまりでした。

—オーナーの赤城さんファミリーが、自分たちでDIYを手がけるマンション「あかぎハイツ」

—あかぎハイツで行われたイベント「akagi heights de night market!」

 

——お二人が物件選びで重視していたのはどんな点ですか?

勝幸さん:まずは、駅近であることです。以前のマンションは駅徒歩15分くらいで、少し不便に感じていたので。あと、気にしていたのは価格帯ですね。
DIYをやってみたいと思っていたことや、条件面も含めていろいろと要望をお伝えしたところ、殿塚さんがこのマンションを紹介してくれて。

殿塚:このお部屋は、omusubiが販売用としては、はじめてリノベーションを手がけた物件なんです。まだリノベーション途中だったんですが、条件にもぴったり合っていたので、「よければ見てみませんか?」という感じでご紹介させていただいたんですよね。

 

ーー購入の決め手はなんでしょうか?

勝幸さん:部屋の雰囲気がとてもよくて、程よくリノベーションされていたことです。DIYって、初心者が0からはじめるのはハードルが高いんですよね。かといって、ガチガチに作り込まれた状態だと、自分たちで手を加えられるところがなくなっちゃう。この物件は適度な改装具合で、味付けしやすいところが気に入って。

殿塚:実は、僕たちがリノベーションするにあたって一番悩んだのが、収納をどの程度作るかなんです。家族構成やライフスタイルによっても、必要量や適切な配置って変わってくるので。相原さんから「DIYをやってみたい」というお話も伺っていたので、リノベーションの段階で作り込みすぎないようにしました。

勝幸さん:DIYに関しては、omusubiさんの繋がりで職人さんを紹介していただいたりして、すごく助かりました。フルリノベーションされた物件より、自分たちで後から手を加えた方が費用も抑えられると分かったのも、購入を決めたポイントですね。


 

 

“余白”のある家だからこそ、DIYに挑戦するきっかけが生まれた

ーー今回はじめてDIYに挑戦されたそうですが、具体的にはどのあたりを作られたのですか?

勝幸さん:子ども部屋の間仕切り、トイレの棚などですね。リビングの棚は見せる収納ということで、見た目と実用性の両方を意識していて。棚の位置を自由に変えられるように、棚受けレールを使いました。

—リビングのおしゃれな棚は、相原さんの希望を伺いながら、omusubi不動産がオーダーメイドでつくりました!

—どのような棚にすればいいか、相原さんと現場で打ち合わせしていた時の様子。

 

ーーお二人のアイデアが家中に散りばめられていますね!実際にDIYをやってみて、いかがでしたか?

勝幸さん:ものづくりって「生活の栄養剤」になるんだなぁ、と実感しましたね。あれやりたいこれやりたい、っていうイメージがどんどん湧いてくるし、予算内でなにができるか考えて、試行錯誤するのも楽しいですし。

殿塚:お二人がここまでDIYを楽しんでくださっていて、とても嬉しいです。収納の不足分をDIYという形で補ってくださって、理想的な使い方をしていただいているな、と思いました。

—玄関のスペースをコート掛けや収納スペースとして活用するアイデアも。

 

ーー足りないものは新しく作ろう、という発想が素敵です。すごく豊かだなぁ、と。

勝幸さん:それも、この物件に“余白”があるからこそ生まれた発想なんですよね。最初から全部そろっていたら、たぶんDIYしようなんて考えてなかったと思います。

殿塚:ちなみに、DIYで他にもやってみたいことってあるんですか?

勝幸さん:もうね、いっぱいありますよ(笑)。
たとえば、子ども部屋の間仕切りは目隠しのような感じにしているんですが、子どもたちが大きくなったら隙間をふさいで、完全に仕切れるようにしたいと思っています。いずれ彼らが独り立ちしていったら、壁を壊してリビングとひと続きの部屋にしようかな、なんてことも考えていて。

 

ーーそんなに先々のことまで構想を練られているんですね…!

勝幸さん:そうですね。今は家族5人で暮らしていますが、年々進化していくことも、原点に戻ることもあるだろうし。その都度最適な形を見つめ直して、この家をアップデートしていきたいなと思ってます。

—お子さんのお部屋の間仕切り

 

セキュリティ面やご近所さんとの繋がりも、事前確認で安心できた

ーー中古マンションの購入にあたって、不安だったことはありましたか?

勝幸さん:リノベーション済みの中古マンションは初めてだったので、設備面は少し気にしてました。内覧の際は、窓枠の古さとか水回りとかをチェックしてましたね。

あと、入居後のリアルな雰囲気を知りたかったので、同じ日の午前中と夕方とで、2回内覧したんです。時間帯によって日差しの入り方がどう変わるか、を確認して。別の日の夜にも、車でマンションの前まで来て、外の雰囲気を見たり。


 

 

まゆみさん:セキュリティ面も気にしてたんですが、共用部にちゃんと防犯カメラがあって安心できました。

殿塚:セキュリティは重要ですよね。同じ築年数でも、マンションの管理体制によって住み心地が全然変わってくるので。管理が不十分な物件だと価格が安かったりするんですが、omusubiではそういったものは扱わないようにしています。

 

ーー入居されて1年ほど経ちますが、実際に住んでみていかがですか?

勝幸さん:お世辞ではなく、心の底から満足してます(笑)。 はじめてのDIYにも挑戦できたし、駅近なのもすごく便利ですね。

築40年以上の物件なので、「◯◯がうまく動かない」みたいな不具合は多少ありますよ。でも、中古マンションを買うと決めた時点で、不具合が起こり得るというのは分かっていたし、それも納得したうえで購入しているので。自分たちの工夫でどうにかしよう、と前向きに考えられますからね。


 

殿塚:あ、でも気になることがあれば、全然いつでもお声がけくださいね(笑)!僕たちとしては、気持ちよく住んでいただくためのフォローや、管理・メンテナンスもしっかりやらせていただきたいので。

勝幸さん:それは頼もしいです。omusubiさんの物件という安心感は、正直大きいですよ。

 

ーー同じマンションに住んでいる方々との繋がりはいかがですか?

まゆみさん:気を遣いすぎず、いい関係性を築けています。皆さん、日頃からよく声をかけてくださるんですよ。マンションの管理人さんも、困ったときはすぐ駆けつけてくださるので、すごくあたたかいですね。

我が家は小さい子どもがいるので、周りの方々にご迷惑をおかけしてしまうのではないかと心配だったんですが、快く歓迎してくださって嬉しかったです。下の階の方には、「なんなら、もっとうるさくしていいよ」なんて言っていただいて(笑)。


 

殿塚:それはよかった!この部屋のリノベーションが完成した後に、omusubiでお披露目会を開いたんですよね。その時にマンションの住民の方が半分くらい見に来てくださって。

まゆみさん:どんな方々が住んでいるか知ることができたので、入居前から安心感がありました。

 

ーー購入が決まった状態でのオープンルームと考えると、結構斬新ですよね?

殿塚:そうですね。あのお披露目会は、僕たちとしてもはじめての試みだったんです。住人の方々には工事期間中ご迷惑をおかけしたので、不動産屋としてしっかりご挨拶をしないと、これから入居する相原さんご一家が住みづらくなってしまうなと。
でも、いまこうしてご近所さんたちと素敵な関係性を築けているのは、きっとお二人の人柄があってこそだと思います。

まゆみさん:今ではベランダからたけのこのおすそ分けを頂いたりして、本当に温かいマンションです(笑)

—リノベーション完成後にお披露目会を開いたときの様子

 

値段を聞く前から、買いたいと思った。大事なのは「誰から」買うか

ーー振り返ってみて、今回のマンション購入で大変だったことはありますか?

勝幸さん:実は、住宅ローンの審査が通るかどうか、が一番の難関でした。僕は個人事業主なので、一般的な会社員の方と違う働き方のため、ローンの審査が通りづらいんですね。過去の家探しでも苦労してきた経緯があったので、殿塚さんに相談したところ、機転を利かせていただいて。

まゆみさん:無事にローンが通ったときは、二人で大喜びしたよね(笑)。

勝幸さん:審査が通ったときに、ふと思ったんです。この物件との出会いも、omusubiさんとの出会いも、全部運命だったんじゃないかなって。最初の一歩を踏み出して、お店に足を運んでよかったなと思ってます。


 

ーー不動産屋さんに対するイメージも、変わったりしましたか?

勝幸さん:がらっと変わりましたね。よくある街の不動産屋さんって、正直近づきにくいじゃないですか。中に入ったら最後、営業マンに家を売りつけられる、みたいなイメージがあって(笑)。 僕たちがあかぎハイツのイベントでomusubiさんを知ったように、家を探していない人でも自然と関わりを持つことができる不動産屋さんって、すごく特殊ですよね。

家を買った後もそこで終わりじゃなくて、omusubiさんがやってるお米づくりに参加させていただいたり、One Table(omusubi不動産の隣にあるカフェ)に立ち寄ったついでに、お店にお邪魔したりできるし。たとえて言うなら、「遊びに行ける不動産屋さん」みたいな感じかな。

 

ーー「遊びに行ける不動産屋さん」、いい響きですね。

勝幸さん:住宅ローンとかDIYのことも、親身になって相談に乗っていただいたことも、すごく嬉しかった。家を探すときって、年収や家族構成、今後のライフプランも含めて、かなりプライベートな部分を話さないといけないじゃないですか。そこはもう究極、人と人との付き合いでしかないんですよね。正直、同じ物件を選ぶにしても、omusubiさんからじゃなきゃ買わなかったと思います。

実は、内覧したときはまだ価格を聞く前でしたけど、「たぶんomusubiさんだったら変な料金設定にしないから大丈夫」っていう不思議な安心感があったので、ほぼ即決で(笑)。 「なにを」買うか以上に、「誰から」買うかがすごく大事だな、と実感しましたね。

殿塚:もう…嬉しすぎてなにも言えなくなっちゃいました(笑)。

全員:(笑)

殿塚:僕も、相原さんの家探しをお手伝いさせていただいて、改めてご家族の人生を預かる責任を強く感じましたし、リノベーション物件の“余白”を活用したDIYという、新しい楽しみ方にも気付かせていただきました。

これからもDIYを続けていかれるということで、物件の管理だけでなく、いろいろな場面でサポートさせていただけたら嬉しいです!

勝幸さん:ありがとうございます。またぜひ、omusubiのお店にも遊びに行かせていただきますね!


 

「これからもDIYを続けて、自分たちで家を育てていく」という相原さんご夫妻。
omusubiとの出会いや、ご近所の方々との繋がりなど、一つひとつを噛みしめるように語ってくださる姿がとても印象的でした。

相原さんご夫妻のように、新しい住まいを通じて、新しい趣味や人付き合いが生まれるというのは素敵ですね。地域でのイベントをはじめとしたomusubi不動産の取り組みが、そんなきっかけづくりの一片になっていることが印象的でした。

(写真:omusubi不動産)
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