おむすびマガジン 第8178号
2016.4.30発行

さくら通りにカフェをつくろう! One Table project スタート!

日本の道百選にもなっている松戸市を代表するストリート「常盤平さくら通り」

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新京成線の八柱駅から常盤平駅前を経て五香駅付近まで線路に沿って続く通りで、距離は約3.1km。そこには約625本の桜が並んでおり、毎年4月上旬には「さくら祭り」が開催され、通りには数多くの露店が並び、関東近県から約50万人の人が訪れます。

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そんな地元内外からも愛されているさくら通り入り口(八柱側)に古い商店街があります。

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以前は賑わっていた商店街ですが、その後空きが目立つようになり数年前までは、地方でよく見るシャッター街になっていました。

ですがこの商店街では今、新たなムーブメントが起こっています。

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2014年に私たちomusubi不動産がオープンすると、隣には大畠稜司建築設計事務所が拠点を構え、その後アンティークショップPIPELINE、てんぷら旬彩天つねなど、新たなお店が続々とオープン。

ちょっとした空き時間に一緒にコーヒーを飲んだり、夜なんとなく集まって宴が始まったりするご近所付き合いが自然とはじまり、omusubi不動産の物件を大畠稜司建築設計事務所プロデュースでリノベーションするなど、顔が見える間で仕事も生まれ始めました。

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さくら祭りの時にはみんなで通りでショップを出して、通りが賑やかになればいいなあなんてこともしました。

そんな日常を重ねていくうちに、この通りに良いカフェができたら最高だ!と自然と欲望が生まれてきました。指を加えてカフェの出店希望者との出会いを待つ日々。しかし元々空き商店群だった立地にそうそう簡単に良いカフェが来るはずがありません。

そんな現状を変えたのが大畠さんの少年のような一言でした。

「俺、カフェやろうと思うんだけど」

それはみんなの希望でしたが、しかし大畠さんが全て一人でやるにはあまりにもリスクが高すぎる。

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じゃあどうしたらいいだろう、何度も打ち合わせを重ね(途中飲み会になることもしばしばでしたが)、運営方法や資金について検討し大家さんに交渉を重ねました。

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そしてこの度、最後の空きテナントとなった元お好み焼き屋さんだった場所を、僕達さくら通りにお店を構えるメンバーが中心となりカフェをつくることになりました。その名も「one table」

カフェの運営はGood music and books coffee standを手がけたフードユニットteshigotoの古平賢志・夏恵さん!
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そして店舗の設計は大畠さん、物件契約はomusubi不動産、DIYやインテリアのアドバイスとしてPIPELINE。それぞれの個性や持ち場を活かして始まるプロジェクトです!

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自分たちの居場所となり、街を彩り、そしてさくら通りの雰囲気をリノベーションしてしまうカフェになるように。

これからのone table projectに注目下さい!

【one table】
https://www.facebook.com/onetablecoffee/